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物見台
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(2)石垣の現状
物見台
 V曲輪の南端に位置する。物見岩を囲むように石垣が積まれていたと思われるが、詳細は不明。東の切岸は高さ1.2mの石垣が延び34.1mあった。北は低い石垣が組まれ、虎口を形成していたと思われる。西は城道との境になり、低い石垣だが、比較的大きな石が用いられていた。
 物見台の一部に明らかに加工したと思われる痕跡があることから(写真31)、この岩の上に建物があったと考えられる。この位置からは、大手門、U曲輪、南曲輪、V曲輪など、主郭を除く城内がほとんど見渡せ、また麓の集落も一望できる。

参考資料1:『史跡赤松氏城跡感状山城跡保存管理計画策定報告書』(以下『感状山城報告書』)

出典:『感状山城報告書』

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