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□相生市の文化・歴史

市指定文化財
有形文化財−工芸品−
慈眼寺の梵鐘(佐方 霊松山慈眼寺)
  霊松山慈眼寺の梵鐘は、その銘文によると室町時代、文明9年(1447年)に美作国長岡荘(岡山県久米郡柵原町)にあった上福寺の鐘として、鋳物師藤原右兵衛尉助弘によってつくられたものです。作者は、藤原氏を名乗る百済氏で、百済氏の手による中世の梵鐘は、岡山県津山市の安国寺に現存するものと、この鐘とのニ例しかなく、大変貴重なものです。この鐘は、戦国期の争乱を経て、英田郡土居村(岡山県英田郡作東町)の土居八幡宮に移り、その後、明治11年(1878年)に当慈眼寺へ渡ったものです。
市指定 昭和58年3月31日

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出典:『相生と文学碑』

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